台湾旅行での朝食の定番として、 豆漿(トウジャン)があります。台湾風おぼろ豆腐といった感じのもので、干しエビや薬味のネギが入っていて優しい味で美味しいです。台湾の街中だと ”豆漿”の看板を所々に見ることができ、朝早くから営業している店も多いかと思います。台北ですとMRT善導寺駅近くにある”阜杭豆漿”はよくガイドブックに掲載されていて、毎朝行列のできるお店になっています。
台湾名物で日本国内で流行しているものといえば、 珍珠奶茶(タピオカミルクティー)があり、最近では至る所にドリンクスタンドがありますが、同じように日本国内でも豆漿を食べられるところがないか調べてみたところお店を発見することができました。五反田にある”東京豆漿生活”というお店です。
最寄り駅は東急池上線の大崎広小路駅ですが、JR五反田駅、大崎駅からも徒歩でアクセス可能な場所にあります。山手通りから少し入ったところにありますので、初めて行かれる際には地図を確認された方が良いかと思います。
営業日・時間は月曜から土曜日の8:00~14:00となっていますが、商品がなくなり次第営業が終わるようなので、朝食として早めの時間に行かれることをお勧めします。初めて行こうとした際に、12:00過ぎ頃お店に確認してみたのですが、もう閉店とのことでした。もう4,5回ほどリピートしていますが、最近では9:00台には到着できるようにしてます。最終訪問日は2020年2月10日(月)で9:50頃到着して、行列ができていましたが、20分ほどでお店に入ることができました。
オーダーしたのは、鹹豆漿(シェントウジャン)と焼餅(シャオビン)(卵焼き入り)の2点で、毎回同じものをオーダーしています。値段はこの2つで税込803円でした。鹹豆漿は暖かいおぼろ豆腐で、出汁の効いたスープに酢や辣油が入っており、適度な酸味が食欲をそそります。搾菜やネギのアクセントもあり、軽く食べられてしまいます。
焼餅は胡麻の付いた平たいパンです。そのままでも美味しいですが、塩気のある卵焼きを追加で入れるとさらに美味しいです。香ばしさのあるパンで、鹹豆漿とセットで食べると相性抜群です。
台湾にすぐにはいけないけど、台湾の味が恋しいなというときには是非お勧めしたいお店です。本番台湾よりは値段は上がりますが、味も台湾で食べられるものほぼそのものだと思います。TVや雑誌で取り上げられていることもあり、大分認知度が上がってきているので、行く度に行列が伸びている気がします。台湾グルメを堪能したい方、行かれてみてはいかがでしょうか?