乳児連れで海外旅行をする場合、基本的には空港から国際線の飛行機に搭乗するかと思いますが、大人だけの渡航と異なることがいくつかあります。我が家は子供が1歳になる前の6カ月、9 カ月、11 カ月で海外旅行にいきましたので、参考になればと思い出発時の手続きなどを投稿したいと思います。
<空港までの移動>
自宅と空港までの公共交通機関の選択肢によりますが、電車、バス、車(タクシー含む)のいずれかで移動されるかと思います。ベビーカーを持て行くかどうかということも交通機関選択の検討の要素になるかと思いますが、選択肢として車があるのであればお勧めしたいと思います。移動の際に愚図っても周りの目はないですし、ベビーカーやスーツケース等の荷物も楽に運べるためです。
我が家は最寄りの空港は羽田で、便によっては成田を使用します。羽田の場合は近隣の駐車料金が高いのと電車でさほど時間が掛からないので電車移動しますが、成田の場合は遠方で乗換等で荷物の載せ替え等の手間を考慮して車で移動します。成田の場合は近隣の駐車場を利用し、駐車場の送迎サービスを利用しています。
<チェックイン>
空港到着後は預け荷物を早々に手元からなくすために、すぐにチェックインに向かいます。チェックイン手続きは利用航空会社のカウンターで案内を受けて実施します。空港や利用航空会社によってベビーカーの貸し出しサービスがあります。ベビーカーを持ってきている場合には、そのまま搭乗ゲートまで使用することもできますし、貸し出しのサービスがあれば持ってきたベビーカーを預けて、借りたベビーカーで搭乗ゲートまで移動することができます。預け荷物のベビーカーは優先荷物として預けられます。
<保安検査>
チェックイン後には保安検査に向かうかと思いますが、ベビーカーに乳児を乗せている場合や抱っこ紐で抱っこしている場合にはそのまま検査を受けることができます。通常液体物の持ち込みが制限されていますが、子供用のものは持ち込むことができます。お茶や水等子供用のものを持っている場合には、申告して検査を受けることで持ち込むことができます。なお、持ち込める範囲は明確に定義されていませんが、搭乗に際して必要と思われる分となりますので、過剰に持ち込むことのないようにします。
<出国審査>
自動ゲートが導入されたことにより、通常は自動ゲートに誘導され、自身でパスポートの読み込みや指紋登録を実施します。しかしながら、乳児はそのような操作ができないので、従来通りの審査官の審査を受けます。スタッフの方が乳児連れの家族は審査官のいるゲートに案内してくれますので、子供と一緒にパスポートを提出して審査を受けます。審査官による審査となるため、自動ゲートでは出国のスタンプはありませんが、乳児連れの場合はスタンプを押印されることになります。
<搭乗>
出国エリアで時間調整をし、搭乗時間が近づいてきたら搭乗ゲートへ移動します。ベビーカーを使用している場合には搭乗直前まで使用することができます。フルサービスキャリアであれば事前改札があり、優先搭乗よりも先行して搭乗することが可能です。ベビーカーを預けて(レンタルの場合は返却して)事前改札の列に並び、搭乗開始となったら搭乗します。
以上が乳児連れ海外旅行の際の国際線搭乗の流れとなります。乳児連れとなるといろいとろ大変だというイメージがあるかもしれませんが、乳児連れで受けられるサービス等があり、意外と問題なく搭乗できると思います。今回の投稿は搭乗までですが、乳児連れの機内の過ごし方等の参考情報も発信していきたいと思います。