アメリカンチャイニーズという料理のジャンルをご存じでしょうか?チャイニーズなので中華ではあるのですが、アメリカナイズされた中華料理のジャンルです。通常中華といえば、街中の中華やバーミヤン等の中華ファミリーレストランをイメージされると思いますが、一般的な中華は日本人の食べやすい味にアレンジされているものだと思います。アメリカンチャイニーズは日本の中華よりも甘めでアメリカ人に食べやすい味になっている中華です。
ハワイやアメリカ本土で中華レストランに行かれたことがある方ですとイメージがあるかもしれません。個人的にはたまに食べたくなる味で、3年ほど前にアメリカからパンダエクスプレスというアメリカンチャイニーズレストランが日本に再上陸しました。日本国内の店舗は三井系列のショッピングモール・アウトレットモールに入っており、ラゾーナ川崎や三井アウトレットパーク木更津等に入っています。
この週末(2020/01/18)に三井アウトレットパーク木更津へ家族で行き、パンダエクスプレスにも行きましたのでレポートしたいと思います。
この日は生憎の雨でかなり冷え込んだ日でもあったため、土曜日でありながらアウトレットモールが空いていました。車で向かいましたが、利用した東京湾アクアラインも空いていました。16時ごろに小腹が空いたこともあり、家族(夫婦+1歳児)で1プレートを頂くことに。
パンダエクスプレスのシステムは主食+サイド(おかず)をショーケースから選択して、盛ってもらう方式です。おかずの選択数によってボウルやプレートのメニューがあり、値段が変わります。今回は主食+サイド 2品となるプレートを注文しました。主食については、ハーフ&ハーフという選択肢があり、2品を半分ずつ持ってもらうこともできるので、フライドライス(炒飯)とフライドヌードル(焼きそば)のハーフ&ハーフにしました。サイドについては、プロモーションされているオレンジチキン(オレンジ風味のから揚げ)とエッグプラントトーフ(なすと豆腐の炒め物)を注文しました。
ファーストフードと同様の仕組みで注文、会計後は自身で商品を持って席に着きます。子供は最近パンダに興味を持っているようで、壁中に描かれているパンダの絵を見ては指を差して反応していました。
アメリカのパンダエクスプレスでプレートを注文すると、どのメニューも山盛りに盛られるイメージがありますが、日本の場合は一般的な食事の量で盛られています。1歳の子供は食べられるものが限定されますが、今回注文したものではフライドライスとフライドヌードルを取り分けて与えました。おかずと一緒に食べることを想定されているためか、どちらの主食も薄めの味付けとなっており、1歳児でも食べやすくなっていると思います。実際に子供も喜んで食べていました。オレンジチキンはカリカリに揚がったチキンにはちみつベースの甘辛タレが絡んでいて食べやすかったです。また、エッグプラントトーフは具材のなすと豆腐に味がしみ込んでおり、少しスパイシーさもあって美味しかったです。アメリカのパンダエクスプレスと量は減りますが、味は同じです。
混雑時はどうかわかりませんが、空いている時間帯等、子供でも食べられるものがあるので、家族で利用しやすいレストランだと思います。子連れだったり、ハワイ/アメリカで食べたアメリカンチャイニーズが食べたくなったりした際には利用してみると良いと思います。